騒音環境を打破すべく必要に駆られ手に入れたノイズキャンセリングイヤホン
「Ankerサウンドコアリバティ4」
その働きは期待以上のものでした。
Soundcore Liberty4について詳しく書いた記事はこちら
すっかりAnkerのノイキャンが気に入ってしまい、また違う機種を試したくなっていた…
この溢れ出す好奇心。脳の穴を埋めたい
「そうだ、もう3月か。」
そう思った瞬間、嫁さんへの「ホワイトデーのプレゼント」という名目が頭の中を過ぎった。
「ならばこれは良いことだ…!」
…ポチッ
【Anker Soundcore Life P3】はキャンプのお供に最適なワイヤレスイヤホン。 1万円以下の8千円台で買えるので、最初のノイズキャンセリングイヤホンとしてもおすすめです。
本機がキャンプのBGM再生に最適な理由は外音取り込みモード
- 外音取り込みモード併用でBGMとして音を流すことができるので周囲の静寂を妨げない(&空気が読める)
- キャンプにもBGMが欲しいけどスピーカーで鳴らすのは流石に抵抗がある時におすすめ
キャンプ場は閑静なシチュエーションがデフォルト。それを味わうためここに来る人は多い。
だからみんなマナーを守って静寂の雰囲気を損ねないように務める。
しかしですね…!
音楽好きは自分の好きな音楽をかけながらリラックスしたい時もあるのだ。
アリだよね?そういう楽しみ方も!?ダメなの!?
どっちかっていうとそっち派
ポータブルスピーカー見てみーな?
ガッツリアウトドアの装いの物がいっぱい売ってるじゃないの
だから周りの迷惑にならないのであれば使っても良いと思ってるんだが…
近くに別のサイトが一つでもあると、やっぱり配慮せざるを得ない。
それは仕方がないのです…
だけど音楽好きの意見を言わせてくれ
…好きな音楽をかけるということは、時にアップテンポな曲も含まれるわけだし、
音楽ってジャンルの好み大分ある。
ぶっちゃけ生粋の純然たる混じりっ気のないホワイトな正義的純潔清楚系キャンプサウンド正統派にとって、
オレの青春の音楽こそ、単なる「騒音」にしか聞こえないだろう。自信がある。
その感覚は一般論として正しい!
ゆえに、マイノリティ思考が私の頭をよぎります。
もしも隣人が鬼盛りジャスティス集団だったらどうしよう…(妄想)
やはり争いの芽は極力持ち込まずピースに過ごしたい
Soundcore Life P3のキャンプ目線でおすすめできるポイントは4つ
- 防水 IPX5
汗ばむ運動も雨の日のキャンプも、屋外で濡れることを気にしない - テントという壁が薄い環境でも熟睡できる
例えば騒ぎ声や雨音など、ここぞという時のノイズキャンセリングモード - 「イヤホンを探す」紛失防止機能
寝落ちで失くしても慌てない - 充電長持ち
防水性能は「IPX5」
いきなりこの話から入っちゃうんですけど、やっぱりアウトドアシーンに置いて防水性の高さは重要なのだ。
- 「IPX5」ってどの程度?
「全方位からの直接噴流に対して保護」
噴流水が何かというと普通のシャワーをかける程度。
これを3分間テストしてクリアしたことの証明。
IPに続く数字 XXは左が粉塵、右が防水。
Xは省略の意味。
つまり、X5なら防水性能だけは「5」ということになる- IPコードについて分かりやすく書いた記事はこちらです
より参考までに、雨のテストはIPX2と3。それ以上の飛沫は4。
6は5より「強い直接噴流」で 7、8は水没テストになる。
じゃあ濡らすね
完全防水ではないんだけど雨とか余裕。 みたいな認識で合ってると思います
(実はここ、上位機種よりちょっと性能アップだったりするんだなぁ)
ノイズキャンセリングモード
Ankerこだわりのウルトラノイズキャンセリング!わたくし、本当に気に入っております。
自分のいる環境をアプリで選んで最適な強度のノイズキャンセリングが得られるのだ。
「ノイズキャンセリングモード」で交通機関、屋内、屋外の3種類。
「外音取り込みモード」は全ての音、音声フォーカスの2種類が選べる。
標準モードは普通のイヤホンと同じ状態。
モード | 選択 |
---|---|
ノイズキャンセリングモード | 交通機関・屋内・屋外 |
外音取り込みモード | 全ての音・音声フォーカス |
標準モード | ー |
イヤホンを探す(紛失防止機能)
地味に有難いのが「イヤホンを探す」機能。
iPhoneを探す機能みたいな広範囲対応ではないんだけど、Bluetoothの範囲内であれば、 アプリの操作で音を鳴らして見つけることができます。
ただし、出音はイヤホンのボリュームを一番大きくした程度なんで、探す時は耳を澄ませる必要があるんだけど、有ると無いでは全然違う。
イヤホンって寝る時に着けてても起きたらよく外れてるから、これは助かる。
Liberty4にはない機能で、ここも上位機種に勝るポイント
充電長持ち
バッテリーはイヤホン単体で7時間、充電ケースと合わせて最大35時間の再生が可能となっている。1日ぐらいは余裕で持ちますね
USBタイプCとワイヤレス充電に対応。
ノイズキャンセリングモードとイヤホンを探す機能で壁のないテント環境での入眠対策にも。 IPX5の防水性能&充電の持ちが良いので実に屋外使用向きと言えます。
Soundcore Life P3は明瞭なサウンドを奏でる!
ノイズキャンセリングである前にこれはイヤホンですからね。サウンドの情報も掘り下げましょう。
11㎜ドライバーはデフォルトも良い
デフォルトは中域を中心に音が広がっていく印象です。
だけどハイもローもしっかり鳴る。音がダマになったり重なったり全然しない。
しっかり分離しています。
変なモコモコ感とかスカスカ感はもちろんありません。素直に音源を反映しますね。
「うねり」だったり「ドライブ感」がダイレクトに伝わってくるから、これ以上調整は必要無いってぐらい気に入ってます。
正直この価格帯でこの解像度は想像してなかった。
イコライザーでどうにかなればと思ってたんで。
イコライザープリセット
イコライザーは「プリセット20種類」と、自分で調整する「カスタム」が用意されてます。
個人的にはミックスダウンの具合とかも作品の一部だと思ってるから
出来ればここは触らずにデフォルトで聴くのが好ましいんだけど、このイヤホンはそれが出来る。
だけどイコライザーがバチっとハマった時は確かに「ノリが良くなる」というのはある
イコライザー 全20種 | ー |
---|---|
アコースティック | ベースリデューサー |
クラシック | Podcast |
ダンス | ディープ |
エレクトロニック | フラット |
ヒップホップ | ジャズ |
ラテン | ポップ |
R&B | ロック |
小型スピーカー | 話し言葉 |
トレブルブースター | トレブルリデューサー |
【Soundcore Life P3】その他5つの特徴
情報入れときます!
イヤーチップは5サイズ同梱
好きな大きさのイヤーチップに交換してベストフィットを見つけましょう。
イヤーチップ5サイズ付属。
片方だけ違和感がある時は左右サイズ違いも試してみるとフィットしますよ。
Soundcoreアプリ内に「イヤーチップ装着テスト」有り
ガイダンスに従って納得の装着感を得られます。
ユニークな睡眠モード
ちょっと面白いのが睡眠モード。まさかの「ノイズ足し」機能、全11種類 。
一度ノイズキャンセリングした上で、改めて癒しの環境サウンドを自分好みのボリュームとミックスで再生します。
波の音とか焚き火もあるよー
ゲーミングモード
映像と音声のズレを軽減し、ゲーム中のアクション音や足音などを強調するので、より臨場感のあるサウンドが得られます
クリアな音声通話
ノイズリダクション機能搭載のマイクでWeb会議や電話の相手に音声をよりクリアに伝えます。
カラーは5パターン
カラーはブラック、オフホワイト、ネイビー、コーラルレッド、ライトブルーの5種類です。
【Soundcore Life P3】まとめ
【Anker Soundcore Life P3】はキャンプに持って行くなら最適なワイヤレスイヤホン。
IPX5と防水性が優れているので雨が降ったり水のかかるシチュエーションにも安心して使用できます。
ノイズキャンセリング機能も優秀。 Soundcoreアプリを使ってシーンに合わせた設定が見つかります。
1万円以下の8千円台で買えるので、初めてのノイズキャンセリングイヤホンとしてもおすすめです。
おしまい!!