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フォールディングナイフのおすすめ①【ビクトリノックス・ハンティングPro】は頑丈?薪割りいける?

フォールディングナイフをレビューします
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折りたたみナイフの基本はこちらにまとめました↑

【ビクトリノックス・ハンティングPro】選んだ理由

ビクトリノックスのナイフと言えばあの「赤いマルチツール」が人気というか、その発祥であり代名詞的な存在。
なんだけれど、 今回はそれとは違って一本折りたたみ式のフォールディングナイフを買ってみた。
なぜそっちを選んだかっていうと単純計算で

「幾つも機能が付いているナイフ」vs「ブレード一本に絞ったナイフ」
¥10,000 ÷ x =¥10,000

¥10,000 ÷ 1 =¥10,000

この場合、価格が同じなら鋼材の質に限っては後者の方が良い物を使っているんではなかろうか。的な考えでして
マルチツールももちろん好きなんだけどね。今は切れ味長持ちなナイフを求めているのだ

Yedi
モチマエのズノーで算出した答えを信じるんだぜ!!

だそうです。

ビクトリノックスというと、元々はナイフのワークショップから始まったスイスのブランド。
今では「5種類の商品を展開するグローバル企業」なんだって。
だからひょっとしたら、時計とかトラベルギアや、ハサミ・包丁みたいなキッチンツールの方が知ってるって人も多いかもしれないね。
(あともう一つフレグランスだって!知ってた?)

【ビクトリノックス・ハンティングPro】ってどんなナイフ?特徴は?

ハンティングProのサイズ感
  • 全長
    232㎜
  • 折りたたみ時
    136㎜
  • 刃渡
    98㎜
  • グリップ厚み
    16㎜

  • 40㎜
  • 重量
    162g
  • ハンティングの現場で獲物を捌く時に使えるツール
  • 強靭なラージブレード
  • 人間工学に基づいてデザインされたハンドル
  • スイス製のマルチツール
    (紐を通す穴とナイフブレードの2機能で「マルチツール」という扱いらしい。この辺りマルチツール発案者の意地を感じますねー)

「より高性能でシンプルなナイフを求めるハンター向けに開発しました」だって。
つまりその名の通り、ハンターのために作られたナイフなんだね

【ビクトリノックス・ハンティングPro】の梱包・付属品

ハンティングProの外箱
Yedi
※ちなみに新品時の開封画像じゃないですけど
箱出しの雰囲気をお伝えしますねー

外箱、アップル的な梱包は求めてないんでこれで良いですね!シンプル・イズ・ベスト

説明書・保証書とケースが付属しています。

開封後のハンティングPro

本体のカラーはオレンジを選んだよ。さりげないけどデカいブランドの紋章がかっこいいですねー。
…にしてもだいぶアジが出ちゃってますねw

使い込んだフォールディングナイフ

付属のシンセティック・レザーケースについて

緑色のナイフケース


レザーといっても合成皮革より布に近い質感で、生地は厚くてしっかりしていいて縫製も丁寧。丈夫な作りが伺える
長く付き合えそうなデキで気に入ってます。
付属品だけど別売りで買うなら¥2,200と。このお得感Berryグー
それじゃもっと近くで見てみよう

追記:「シリーズのライバル、ハンティングProAlox」にはケース付属してませんので。
Aloxの方は代わりにランヤードホールのストラップが付属品として付いてきます。
ここの差も買い物で悩んだ大事なポイントだったりする

【ビクトリノックス・ハンティングPro】のブレード詳細

これの別バージョンで「ハンティングProAlox」というナイフもあるんだけど

今回は保留。

こっち(オレンジくん)を選ぶ決め手となったのがブレードの形状だったんだな。
見てよこのサムホール!(赤丸の部分)

開閉しやすいサムホール

片手しか使えなくて「シャッ」と出したい時、この穴が非常にありがたい存在になってくる。 そういうシチュエーションってたまーにあるじゃない?
そうじゃない時でもカッコいいと思ったんだよね

ブレードの厚みは薪割りに十分いけます。形状はドロップポイントですね。
ドロップポイントのナイフは皮を剥ぎやすいんだって。
もちろんジャガイモじゃなくって獲物だよ

写真:厚みの比較はMorakniv コンパニオン・ステンレス(左側)刃厚2,5mm 
よりも0,5mm ほど厚みがある印象のハンティングPro(右側)

箱出しでも切れ味は十分でした。もう何回も研いでますけど
ちなみに鋼材は正確に明記されてないけど、ビクトリノックスなので独自のもの(ハイカーボンクロームモリブデン鋼)です。
メーカーによると

全てのナイフとツールに厳しい品質基準をクリアしたステンレススチールを使用しており、材料や製造工程に起因する故障の修理・交換を永久保証

この自信がイイですねー。
きっとこういう所も、長年にわたってユーザーに信頼されている所以でしょうかね。
で、実際に研いだ感じ刃は結構硬い。硬いということは刃持ちが良い。
似たようなところで自分の持ち物と比較すると、
40年前の「関 兼常 ランボーナイフ」が440系の材質なんだが、これに近い雰囲気がある。
良質な鋼材なら研ぎで簡単に刃が付くと思う

【ビクトリノックス・ハンティングPro】のグリップ詳細

ここもライバル「ハンティングProAlox」と比較して悩んだ部分です。
実はグリップの格好良さはあちらの方が好みだったりするんだなぁ

ナイフのグリップ部分

ブレードの取り回しやすさはこっち、クラシックで好みのグリップはあっち、
さあどっち?みたいな
しかもですよ。さらにさらに、両方のデザイン性を併せ持った「HunterPro M Alox」なるものが存在するんだけど

これだと今度カラーバリエーションが少ないという弱みがあるわけ。
みんな決してオレの好みの中心を突くことはしないんだけど、それぞれ気になる部分がバツグンに刺さる。ウマイネー
でもね。お相手はいつか一人に絞らなければいけないわけ!

おっと少し話が逸れそうじゃん
(終いには全部買っとったりしてな…w)

Yedi

なんだかんだケース付きはデカい!!ウン  

グリップの材質「ポリアミド」について

ということで、
グリップはポリアミド製ということなんぞやそれは。 調べました

【ポリアミドを繊維にした時の呼び名はナイロン】

Yedi

けっこー馴染み深い素材かもしれないゾ

・優れた耐熱性があらゆるところで重宝されていて、自動車の部品、電気製品、工業製品などにもよく使用される

・他にも医療用の糸や歯ブラシ、包装や塗料など私たちの生活の色々な場面に用いられる

要するに耐熱・耐久性の高い種類のプラスチックということか。タフでよろしいですね
手に持った時のしっとりした雰囲気が滑りにくさを感じさせる。
あと冷っこくない。それは言える

【ビクトリノックス・ハンティングPro】のロック機構

バックロック式のロックを採用してます。

フォールディングナイフの後ろ姿

ここがしっかりしてるから、使用中に小さなガタ付きもなくシースナイフと変わらない使用感。
だけど強いて言えば初めのうち、開閉が硬いので、新品の時は閉めるのに慎重になった方が良いかもしれません。でも心配はいらない

ロックが硬いときの対策

使わないときは下の写真のように半分開いた形で暫くの間放置しておくだけ

半分開いた折り畳みナイフ

数日すると程良い硬さになってくる。(安全な場所で保管しましょう )

【ビクトリノックス・ハンティングPro】で薪割りしてみる(バトニング)

バトニングもやってみたよ

※説明書より
「ブレードはあくまで切ったり削ったりすることのみに使用し、突く、こじるといった使い方は絶対にやめてください」

メーカーはこう言ってますがナイフって一本で色々使う。
そういうもんだからね
きっと本物のハンターさんもナニかしら「突く」ぐらいはするでしょう。わかりませんけど
とは言え本当にたくさん薪割りしたい時はちゃんと斧を使いましょう。とオレも思う
ただ、「荷物を軽くしたい状況」というのがありますから
そんな時、ソロストーブ用にチャチャっとやっちゃう分には、このハンティングProちゃんで十分です

ナイフで薪割り

厚めのブレードで頼もしいですね。この調子でガシガシ行っちゃうよ

折りたたみの関節部分にも不安は無い

ブレードとグリップの関節部分もいい

やっぱりガタ付きがないのが良い。
これならある程度強い力が掛かっても、よっぽど下手に捻ったり無茶しなければ保つでしょう。
もしもナイフで魚を締める機会があるならここは重要な部分。
関節が弱いフォールディングナイフだと、暴れる魚に力負けして折りたたみ部分が捩れるから、パワーがダイレクトに伝わらないで手こずる時あるよね

【ビクトリノックス・ハンティングPro】と海水

・海水や塩分のあるものに使用した後は必ず真水で流して乾かしましょう

当たり前のこと言ってすみませんね。これも説明書に書いてあったので一応載せときますよ

釣った魚を三枚におろすということをこのナイフでもやってみています。
ナイフで肉や魚を切るのはワクワクするし好きな方。
包丁もいいけど敢えてナイフでやるから楽しいっていう感じ、きっと伝わる人には伝わるよね
ステンレスにも色々あって少し錆びやすいものもありますが、このナイフは割と平気な部類。
魚を切った後は真水で洗い流して拭いておしまい。普段はそんな感じでやってます。

【ビクトリノックス・ハンティングPro】まとめ

ビクトリノックス・ハンティングProは
「ハンターのために作られた高品質でシンプルなナイフ」

  • 鋼材が硬くて切れ味長持ち
    ブランド独自のハイカーボンクロームモリブデン鋼
    厳しいチェックを通過
    材料や製造工程に起因する故障の修理・交換を永久保証
  • デザイン良し
    使い勝手の良いサムホール
    カラーバリエーションが豊富
    人間工学に基づいたグリップ形状
    握りやすくて滑りにくい
  • 薪割りもできる厚めのブレード
    厚さ約3㎜でバトニング可能
    関節も丈夫
    (あくまでもフォールディングナイフなので無理のない程度に )
  • 海水にもけっこう強い(Yedi調べ)
    刃物用ステンレス鋼の中でも比較的サビに強い
    (塩分の強いものや海水・塩水で使用した後は、必ず真水で流し乾燥させる )

自分の個人的なセンスではポリアミドグリップのオレンジが、総合一位で気に入ったので最終的にこちらを購入しました。
あのシンセティック・レザーケースがついてるのもお得だし、おしゃれで頑丈なフォールディングナイフを探している時にビビッと来たのでフィーリングに従った次第です。

しかしそこは老舗人気ブランドのビクトリノックス。
ケースのセットだったりストラップやグリップの材質、カラーバリエーションなど
デザインの種類が沢山あって、「いい意味で非常に悩みが多い」シリーズなのであなたに合った一本がきっと見つかるはず。
誰とも被りたくないって人はリミテッドエディションという選択肢も…

Yedi
おしまい!!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました

ご質問やアドバイス等ありましたら、お気軽にコメント欄にご意見をお寄せください

それではまたお会いしましょう

ABOUT ME
イエディ
結果として好きなことがアウトドアに偏ってしまったヤツ… 「海で獲物を獲って捌いて食べる」 そーゆーのやってみようじゃないの! 海系アウトドアの当ブログ管理人。一次産業系ブロガーを自称する。 海とキャンプの駄話ができる。

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